◆10月20日に行った関電との話し合いの記録

関電側;広報担当者ほか1名。
使い捨て時代を考える会;4名。

今回は以下の質問書を提出し、話し合いました。
質問書
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  1. 高浜原発3号機、4号機の再稼動に強く抗議します。再稼働後に出てくる使用済み核燃料は1日あたりどのぐらいありますか。その処理についての計画をお聞かせください。
  2. 北朝鮮のミサイルが脅威を及ぼしていますが、ミサイルに対して運転中の原発は危険極まりないものです。停止させることで幾分安全が確保できると考えますが、このことについての貴社の見解をお聞かせください。
  3. 大飯原発3号機を来年1月に、4号機を3月に再稼動させる計画と報道がありました。免震事務棟は整備中であり、テロや大規模自然災害に備えるという特定重大事故対処施設はできていない状態と発表されていますが、なぜ再稼働できるのですか。
  4. 高浜原発、大飯原発について住民の避難計画を提示してください。行政との連携と聞いていますが、具体的にどのような計画が進められているのか示してください。住民避難のバスは確保できるのですか。避難先はどこですか。老人・障がい者・病人など災害弱者への対応はできるのですか。ヨウ素剤の準備はできていますか。大地震・豪雪・豪雨など重篤な自然災害が伴う場合の対応はできるのですか。
  5. 電力自由化によって、貴社から他社へ切り替えた消費者は、9月30日時点で109万軒に及びます。原発の電気は使いたくないという理由で切り替えた消費者も多数います。原発に依存しない電力会社を望んでいるからです。顧客離れは今後も増加するでしょう。8月に値下げをされた結果をどのように評価しておられますか。

以上
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話し合いの内容
(Q;こちら側の発言  A;関電の発言)

A(質問1について)高浜3,4号機の稼働に伴って出てくるのは、運転の仕方によって異なる。処理は六ケ所の稼働による。六ヶ所への搬出がなければ7年程度で満杯になる。大飯・美浜も含め、廃炉を除き9基が稼働しても、六ケ所が順調なら満杯は回避できる。

Q 1日あたりに出てくる量は?
A 数字はない。動いている日があったり動いていない日があったりするので、70%の利用率として計算している。

Q 使用済み核燃料は溜まる一方だ。安全性を危惧している。冷却水が抜けたらどうなるのか。
A 大飯原発について住民向けに説明会をしている。冷やす対策はしている。

Q 六ケ所の見通しはあるのか。
A(手持ちの書類を繰って調べる)

Q 六ケ所の稼働を期待しているということでしょう。
A いつと言うのはないが、今の状況で言うと、技術的課題が解決したことになっている。新規制基準への対応が少し残っている。審査は終わっている。

Q 六ケ所は、うまくいくはずでダメと言うことが続いてきた。後始末が確信できないことを心配している。そういう中での再稼動は不信を感じる。
A(質問2について)住民にもミサイルのことを聞かれた。弾道ミサイルで国が防衛システムを整備している。防衛大臣が破壊措置命令を出してくれる。着弾しても、ポンプなど堅牢な建物の中にあるので、直ちに大きなことは起きると考えていない。電源車、消防車など安全対策をとっている。国に言わせると、規制庁の回答では国が命令し、事業者に無理やり止めさせるが、事業者の判断で止められるとなっている。飛んでくると言ったらすぐ止める。

Q この前に飛んだ時は止めなかったではないか。できるかどうか不安だ。
Q 避難訓練はのどかなもので、地下に避難するとか机にもぐるとかいうことだったが、最も危険な原発は動いていた。すぐ止めるべきではないか。
Q 核施設を持っているということ自覚してもらいたい。上の人に伝えて。
Q 設計した人は、上に落ちたらどうしようもないと言っていた。
Q いまは破壊措置命令を防衛相は常時出している状態だ。危険と判断するべきだ。
A(質問3について)大飯3、4号機については稼動計画というより使用前検査を受けている状況だ。来年の再稼動は、見込みということだ。特定重大事故対処施設は、法律であとから出てきた。工事計画認可から5年の猶予となっている。設備はすぐにはできない。

Q 設備ができてから動かすのが常識ではないか。
Q 神戸製鋼は福島第2原発に搬入されたというが、関電はどうなっているのか。強度が満たないものは使わないでほしい。
A 神戸製鋼のものを使っているか調べてみる。配管が神戸製鋼のものかどうかで審査をしていない。

Q 審査は信用ならない。手抜きの材料が使われているかどうかだ。
A 基準にあった配管かどうかで審査をするので神戸製鋼かどうかということではない。

Q 規制委員会が実際に検査をするのではなく、神戸製鋼が出した書類で審査をしているのではないか。
A 調べてみる。

Q 日産の件はリコールになったが、原発はリコールの対象にできない。神戸製鋼製かどうか調べていないというのも不信だ。
A 私が知らないのかもしれない。他の部署で知っている人がいるのかもしれない。推測だが規制庁から何も言って来ないから大丈夫かと思う。

Q 規制庁は信用できない。ぜひ調べてもらいたい。
A すぐ調べてみる。

Q 大飯1,2号機が廃炉と言う報道があったが、どういう判断で廃炉にするのか。岩根社長が運転延長の申請をしたというわずか1か月後に廃炉となった。40年超のものを動かす方向と言っていたのに大転換だ。8月に値下げをしたが、顧客離れは減っていない。それが深刻なのではないか。
A 大飯1,2号機の運転延長を進めると社長が言ったのは事実だが…。

Q 廃炉は大変なことだ。あれは観測気球的なことか。
A 突然出てきた。社内は大混乱した。日経に出て、朝日、毎日にも出た。社内でどこから出たのかわからない。

Q 動かすつもりなのか。
A 動かす方向で準備している。

Q 電力自由化以降客離れのスピードが落ちていない。原発だから、高いからという両方と思うが、原発をやっているからという理由は大きい。それを見て廃炉にするのかと思った。
A 客離れは深刻だが、それでどうこう(廃炉か否か)ということではない。大飯原発の廃炉のことは関電が発表したものではない。

Q 高浜原発の安全対策にかかる費用は8300億円と聞いたが、大飯はどの位か。
A 1基あたり1000億円以上となる。運転延長申請の時に合算して、採算が取れるという金額で出す。

Q 経営が厳しくなり、経費削減して、労働強化や下請け労働者へのしわ寄せがあるのではないか。手抜きにつながると思うが、対策は。
A 対策をとる。経費をけずってはいない。

Q 経費を削った結果がクレーン事故だったのではないか。ほかにも事故が起きている。運転したときにどうなるか不安だ。安全最優先と言っているのに。
A 安全最優先ではない経営者はいない。安全最優先でやっている。

Q 安全最優先というなら、安全対策設備ができてから動かすのが常識ではないか。
Q お金がかかる火力を切り替えたいということで無理をしなくてはならなくなっているのではないか。結果的に手抜きをしなければならないほど切羽詰まっているのではないか。
A 修繕費もだいぶ削ってはいる。

Q それが大問題だ。大事故につながりかねない。火力の事故は原発よりもまし。原発はどうしようもない。
A 時間がないので、質問4について答えたい。避難計画は国、内閣府が京都府とやることになっている。京都では住民も入って第3回地域協議会が開かれた。第2回のものだが、協議会の内容が京都府のHPに出ている。

Q 関電がむしろ国に避難計画を言っていくべきではないか。
A 内閣府も意見を聞いている。私どもがやる立場にない。

Q 住民は不十分と考えている。京都府も立地県並みと関電は認めるべきだ。国に任せてあるでは済まされない。
A 訓練を一緒にやっている。

Q 福井県境で足止めになる。福島では米兵が急性被ばくに近い形で被曝し、9人死んだという。それに近い状況が起きる。
Q 市民の中でヨウ素剤を配ってほしいという要求がある。冬は交通マヒになる。現地で心配している。他人事ではない。
A 避難計画については内閣府が持ち帰り、道路をつくることを検討している。

Q 道路ができる前に再稼働するのはおかしい。屋内退避と言うが無理だ。危険と分かっているのになぜ再稼動するのか。
A 地域協議会のHPに規制庁、関電関連の資料も出ているので見てもらいたい。もう時間なので。

以上

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