カテゴリー別アーカイブ: 署名

◆8/10 これまでの署名4491筆を関電に提示

◆8月10日に,関電本店(大阪市北区中之島)の「お客さま本部 お客さまサービスセンター」にて「原発の電気はいらない署名」を提示してきました。14:00~14:20頃まで。大阪府,兵庫県,京都府から,6名が参加しました。

◆紙の署名3899,オンライン署名592の合計4491筆を示しましたが,今回は,その署名目録だけを提出しました。そして「貴社が市民社会と世論に背を向ける経営姿勢を続けていることは,経営の将来にも影響すること」を指摘しました。その上で「この切実な要請の署名原簿につきましては,貴社と話し合いの機会に提出したいと考えています。貴社のご都合を8月21日までにご返答いただければ幸いです。」という内容の申し入れ書を提出し,取締役クラスの方との話し合いの機会を求めました。お客さまサービスセンター側は,「申し入れがあったことは承りました」という返答でした。

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【提出した 署名目録】
関西電力 株式会社 岩根茂樹 社長 殿
原子力発電は,止めてください。
原発でつくった電気は,使いたくありません。
下記記載の呼びかけ人をふくむ「4491」名の総意として,要請します。
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【提出した申し入れ書】
申し入れ書
私たちは貴社に原発の再稼働をしないよう,強く求めてきました。しかし,貴社は5~6月に高浜原発を再稼働しただけでなく,10月には大飯原発の再稼働にも着手されると聞いています。
原発の危険性と不安定供給性に加え,高コストも明白です。
私たちは貴社の電気の購入継続によって,原発再稼働に加担し,事故発生の折の責任を共有したくありません。そこで「原発の電気はいらない」との署名を広く呼びかけ続けています。
私たちは貴社が原発の再稼働を断念されるよう期待し,経営方針を転換されるよう強く要望いたします。なお,署名はゆっくりではありますが,着実に広がっており,貴社からの契約スイッチングにも影響しているようです。
本日は,別紙記載の署名数を持参していますが,この切実な要請の署名原簿につきましては,貴社と話し合いの機会に提出したいと考えています。貴社のご都合を8月21日までにご返答いただければ幸いです。

2017年8月10日(福島原発事故から6年5か月)
原発の電気はいらない署名@関西
呼びかけ人・呼びかけ団体一同
追伸:本署名運動について,貴社と話し合いの機会についてのご返答は,
[E-Mail]sindenryoku.kyotoあっとgmail.com 宛にお願いします。

kanden-switch(8)

▲関電からはもうすぐ100万件の顧客が離れる。槌田劭さんのつくった上のグラフをみると,2017年になって,スイッチング件数が一段と増えている→角度が急になった。そして,高浜原発の再稼働がみえてきた3~4月にとくに減少し,3月には9万件と月間最高を記録した。このグラフ(手書きのもの)は関電に提出しました。

◆[報告]8/8 『原発の電気は高くつく』大島 堅一 さん,学習講演会

◆「原発の電気はいらない署名@関西」として取り組んでいる「原発の電気はいらない署名」。これをさらに進めようということで,8月8日ひと・まち交流館京都に大島堅一さん(龍谷大学政策学部教授)を招き学習講演会「原発の電気は買わない!原発の電気は高くつく」を行いました。

◆最初に,同署名の世話人である吉田明生より,署名運動の意義や経過を説明。昨年春の電力自由化で電力会社が選べるようになった中で,昨年秋から「原発が再稼動されれば新電力に移る」等と宣言する署名に取り組み,さらに大阪高裁で高浜原発再稼動容認の仮処分決定が出た今年3月末から,「原子力発電は止めてください。原発の電気は使いたくありません」と宣言する署名を開始。これまでに4491筆の署名が集まり,8月10日には関電本店に第1弾として署名を提出しに行くことが報告されました。

◆次いで,同署名の世話人で「使い捨て時代を考える会」相談役の槌田劭より「脱原発への“関ヶ原”」と題して,関電の経営危機と再稼働の危険について話されました。電力自由化で約90万軒が割高な関電から新電力に移った。とくに高浜再稼働が具体化した時期に関電離脱が急速に進んだ。福島事故以降,関電の販売電力量はどんどん減ってピークの2010年より20%も落ち,関電は中部電力に抜かれて業界3位に転落。総括原価方式のウマミが消えて,原発経費の重圧が電気料金を割高にしている。経費削減を迫られている関電は安全対策を削り,社員の過労自殺やクレーン倒壊など危険な事故が起きている。原発依存が経営リスクを生んでおり,「原発を続けるなら関電の電気は買わない」と主張することが脱原発に効果的な情勢になってきている。

◆そして大島堅一さんの講演。原発の電気がいかに「高くつく」のかがあらためてよくわかりました。原発の電気は事故前の実績でも,発電だけでなく現地買収や事故コストを加えれば,13.3円/kWh。発電コストだけですむ火力(9.9円/kWh)や水力(3.9円/kWh)と比べて最も高い。しかも福島の事故コストはわかっているだけでも23.4兆円(リニア東京大阪間の建設費が8兆円)。50~70兆円にもなる可能性がある。原発は世界的には安全対策の費用がかかりすぎて撤退を強いられている。電事連でも「原発をやめれば電気代が下がる」ことを認める発言もあり,また今後は原発ゼロで電力が安定供給できるという試算も出ている。自由化で高い電気料金を維持できなくなった電力会社は,送配電部門を独占し,託送料金への上乗せで福島事故の賠償・廃炉費用の一部を新電力にも負担させて回収しようとしている。福島事故では,汚染者負担が原則なのに,いつの間にか,受益者負担にすり替わっている,などなど。
(8月26日まで託送料金問題のパブコメ実施中!ぜひ書きましょう!→検索用語「電気事業法施行規則」等の一部改正に対する意見の募集について)

◆とくに印象に残った四点。
(1)関電の場合,料金を下げる方法は二つあるが,再稼働する場合だけを主張している。原発をやめても料金を下げることは可能だが,関電はそれは計算していないとのこと(本当かな?)。ちゃんと計算して提示して欲しい。
(2)ドイツの話。電力単価がかなり低下(太陽光は8円/kWhを切っている),電気の価値にも影響するほど。オフグリッド(電力網=グリッドから離脱)の流れができている。太陽光パネルは安価になり,あとは蓄電池。
(3)同じくドイツ。放射性廃棄物処分のための省庁をつくり,国民全体で決める体制のもと,22世紀から処分を始める計画とのこと。
(4)電力のことは,儲け,競争で考えてはいけない。未来の生きものがずっと生きていけるために,電気がどう必要か,再エネでも持続可能性が求められる。

◆会場からも質問がいっぱい出て,盛りだくさんでとても書ききれませんが,たいへん勉強になりました。「危険なうえに高くつく原発の電気を買うのはもうやめましょう!」。皆さん,署名をどんどん広めて,脱原発を実現しましょう。署名用紙については,末尾記載のWeb,FAX,Mailでお問い合わせください。またオンライン署名は Change.orgへ。さらに詳しくは同署名のWebへ。(いずれも「原発の電気はいらない署名」で検索可)。

(報告:藤井悦子,吉田明生)

◆呼びかけ人会議のご案内

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「原発の電気はいらない署名@関西」の呼びかけ人会議
・日時…8/8(火)18:00~18:40くらいまで。
・場所…ひと・まち交流館京都
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◆「原発の電気はいらない署名@関西」の呼びかけ人,呼びかけ団体になっていただき,ありがとうございます。(これから呼びかけ人になっていただきたい方にも,お送りしています。)

◆私たちの署名運動はゆっくりとしたペースではありますが,着実に脱原発への道を拓きつつあります。関西電力は福島事故から何も学ばず,高浜原発の再稼働を強行し,さらに大飯原発,それも40年超えの原発まで再稼働させようとしています。世論を無視する理不尽の極みですが,原発再稼働以外に経営危機の打開策を持たない無能経営の故です。何としても阻止したいものです。

◆ご承知の通り,関電の販売電力量は,福島事故前の2010年度のピーク時に比べると,昨2016年度は20%も減少しています。総括原価方式によって政府公認の高い電力を売ってきたことにより,電力自由化による新電力会社との価格競争力を失って,顧客離れが進んでいるからです。

◆その結果,昨年4月から8月までの4か月間で毎月4万件の消費者が契約を変更し,現在では累計90万件にのぼっています(6月30日現在)。深刻な顧客離れを止めるためには,料金の値下げが求められるわけですが,その資金余力はありません。昨年度の決算では営業利益として1645億円をあげていますが,それは火力燃料費が安く,一昨年と比べて1845億円も少なくて済んだからです。その事情がなければ,赤字不可避の状況です。値下げに必要な原資もないのです。

◆値下げしなければ,顧客離れで販売量が減り,値下げすれば,販売収入を減らす。進退極まった泥沼状況なのです。限界費用の小さい原発再稼働以外に知恵のない無能経営です。

◆関電からの契約変更は,このペースで進めば,8月末には100万件を超えるものと予想されます。関電の契約口数1250万件に比して,8%減です。脱原発の大きな世論を,原発の電気は買わないという形にして広げることによって,関電の原発推進路線に具体的なノーを突きつけることができます。

◆関電の電気は,少しの値下げをしても,経済合理性の観点から消費者(小口の家庭,大口の企業とも)の理解を失うほどのレベルです。事故リスク,司法リスクが大きく,ますますコスト高になっている原発に頼っていて,今後,関電の経営は大丈夫か,という視点からの訴えも現実味をおびてきました。今「原発の電気は買わない!」との声を広げることは,脱原発の「関ヶ原」となっています。8月8日の「学習講演会」と,その直前に行う「呼びかけ人会議」には,ぜひ多くの皆さまがご参加いただきたく,お願いいたします。

◆8/8 『原発の電気は高くつく』大島 堅一 さん,学習講演会

◆関西電力は世論を無視して,高浜原発を再稼働し,営業運転に入りました。

◆関西電力は世論を無視して,高浜原発を再稼働し,営業運転に入りました。 福島事故から何も学ばず,目先の企業利益すなわち--金だけ,今だけ, 自分だけ--の暴走です。
◆福島事故後,関電は経営破綻を電気代値上げで対処した結果,価格競争力 を失ってしまったのです。電力販売が自由化された結果,販売電力量は8 割に落ち込んでしまっています。顧客離れはさらにすすみ,昨年4月の自 由化以降,83.6万件の契約を失って,大慌ての状況です。値下げをしたく ても,その原資は多くはないのです。販売減の中では値下げは必要。しか し,売上げ激減では……。悩み深き暴走はどうなるか。
◆今こそ,脱原発への現実的チャンスが生まれています。関電の内部からも, 原発依存の方針に疑念の声が出はじめています。そして“経費節減の努力” の中で,若狭で重大事故が起こる危険性も強まっています。
◆原発の電気は買わない!その世論が脱原発への道を開くでしょう。

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日 時:8月8日(火)19:00~
場 所:ひと・まち交流館京都(市バス「河原町正面」すぐ。京阪電車「清 水五条」下車西へ徒歩8分,地下鉄烏丸線「五条」下車東へ徒歩10分, 河原町通東側)
講 演:『原発の電気は高くつく』大島 堅一 さん(龍谷大学政策学部教授) 主催者側より「原発の電気はいらない署名」の呼びかけ,説明の後, 大島さんを交えて参加者の質疑,討論を行います。 友人,知人,お誘い合わせの上,ご参加ください。参加費:無料。資料代500円のカンパをお願いします。
主 催:原発の電気はいらない署名@関西
〒600-8061 京都市下京区筋屋町141(富小路通仏光寺下ル)
[E-Mail]sindenryoku.kyotoあっとgmail.com
[Fax]075-361-0251
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◆原発の電気を買うことで関電の原発を「応援」するのはもうやめよう!

槌田 劭【人民新聞 2017年4月25日】

原発時代の終末は近い。原発ムラの金庫が心細くなってきたからである。「金だけ,今だけ,自分だけ」の原理で動く世を,私は《金主主義社会》と呼んでいる。主権は在民せず,お金の力に奪われているからである。原発ムラが原発をあきらめざるを得なくなるのは,金銭経済的に立ち往生するときであり,消費者主権が回復するときである。

●原発産業の破綻

東芝の苦境が象徴的である。その流れを世論の力によって決定づけるのが,消費者電力の自由化であろう。昨年4月以来,1年間で60万件以上の小口電力契約が関電から新電力会社に移っている。契約が5%も減少することは,関電にとってきびしいことだろうし,それでなくても,節電と景気動向を反映して,福島事故前と比べて,5年間で15%も販売電力量を減らしているのである。

関電の狼狽ぶりは,ガス自由化に伴う事業参入の過剰宣伝,大阪ガスへの脅しとも見える過剰反応からもうかがえる。原発事業が重圧となって価格競争に後退する現実はきびしいが,目先の金勘定では原発再稼働の幻想にすがるほかないのだろう。

関電も企業生き残りをかけて真剣なのであろうが,その経営体質は「親方日の丸」であり,原発依存は硬直化してしまっている。多年にわたる政府認定の総括原価方式に毒され,経営の苦労もなく儲かるシステムで,経営能力も衰弱しきってしまっている。

経費の3%を自動的に利益と認められるシステムで,原発ムラの育成裏金となる経費水ぶくれ利益を許していた。官界だけでなく,マスコミや学界への工作資金は,原発の「安金神話」をでっちあげ,福島事故を呼んだのである。

電力自由化によって電力事情には激震が起こっているが,関電は原発再稼働以外の知恵はないようだ。原発安価神話の幻想はすでに破綻しているのに,当面の金勘定から限界費用の小さい原発の再稼働に執念を燃やすのは,新電力との価格競争に対抗できないからである。

原発再稼働への準備を急ぐ中で,過労自殺や高浜原発でのクレーン倒壊などの事故が発生している。無理に無理を重ねた上での再稼働が重大事故を呼ぶのが分かったが,その危険にも目をつぶる関電の経営姿勢には,末期症状の危険が露出する。

●世論の圧力で流れは変わる

危険な現実は強まっているが,原発のコスト高が顕在化してきたからである。それも脱原発世論の圧力故である。京都でも,脱原発の市民的運動は持続的に継続している。私が参加する「使い捨て時代を考える会」の毎月11日の定例行動では,地震発生の午後2時46分から1時間,関電京都支店前(京都駅前)に10~20名が集まって,チラシ配りや署名活動を行っている。福島事故を忘れないためでもある。2011年4月からだから,6年を過ぎた。

また,毎週金曜日午後5時から7時まで,京都支店前に100人前後の人びとが集い,脱原発の声をあげつづけている。それも2012年5月からだから,5年になる。私は職員出入口で,退社する職員を観察することにしている。社員の中に脱原発の声へのいらだちの目立つのは変わりがないが,共感も生じはじめている。今年に入って,か細い声で「ごくろうさん」「お疲れさま」と出ていく職員が3月に1人,4月に2人あらわれた。社内にも原発グループの横暴に批判的な声が出はじめているとも閃聞(そくぶん)している。

関電は福島事故後,毎年2000億円を前後する赤字へと転落した。しかし,昨年と今年の決算は黒字に回復している。石油燃料代が大きく低迷したおかげである。原子力部門が足引っ張りをしているにもかかわらず,火力が頑張っているのである。冷遇される水力や火力事業部の職員の中に,原子力事業部への不満が高まっても不思議でない。

原発の電気は割高なのである。その上,危険であって,事故発生時の対応は想像を絶する出費となる。長期的視点では良い点がない。原発を固守する無能経営で,自由化価格競争は蟻地獄となっている。

「原発の電気はいらない。買いたくない」との市民世論は,関電の原発断念へ作用するだろう。

昨年夏より,ささやかな暑名活動を京都ではじめていたが,この5月から全関西に拡大したいと思っている。福島事故を忘れたかのような再稼働の策謀をやめさせるために。原発の電気を買うことで,関電の原発を「応援」するのをやめたい。

それが福島を忘れず,今も苦悩する方々に心を寄せることでもある。

槌田劭(「便い捨て時代を考える会」相談役)のプロフィールは,「使い捨て時代を考える会」のWebでご覧いただけます。
こちら

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◆電力選択,消費者の責任

槌田 劭【京都新聞2017年3月24日 随想やましろ】

福島原発事故から6年,被災の現実は今も厳しい。約10万人の被災者は住居も職も奪われ,避難生活を強いられている。南山城にも数百人の避難者がいるといわれる。行政の支援も縮小の傾向にある。正規の業務でないからなのだろうが,冷たさを感じる。

冷たいといえば,国である。事故の責任に謝罪どころか,補償についても冷淡である。事故の実態は今も不明であり,放射能汚染水対策もお手上げである。しかし,「事故炉はアンダーコントロール」と安倍首相はオリシピック誘致で世界に虚偽を語った。

賠償補償を免れるためなのか,避難区域を縮小して帰還を強制している。一般人の被ばく我慢限度年間1ミリシーベルトの法的規制を,20ミリシーベルトに緩和した。冷たく,違法な理不尽である。

いま,司法リスクといわれる問題に原発推進の業界は頭を痛めている。大津地裁の仮処分で関西電力の原発再稼働はストップ。先週の前橋地裁の損害賠償請求訴訟の判決である。巨大津波を予見しながら,安全神話に酔った東京電力と規制不作為の国を裁いたものである。

金だけ今だけ自分だけ,の世である。大電力会社と経済産業省の癒着によって,日本の電気料金は不当に高い。その上,被災賠償,廃炉や使用済み核燃料の後始末の費用なども青天井である。

昨年4月から1年。消費者電力の自由化によって,関電の経営は厳しい。高い電気料金に消費者が離れ,すでに60万軒が新電力会社に移ったが,関電には原発再稼働以外に知恵はないようだ。

東電の電気を使っていなかった福島の方々が厳しい被災に今も苦しんでいる。電力購入の選択が自由化された今,なお原発の電気を買い続けるのか。都市消費者はその責任を問われている。原発の世は冷たいものなのか。

槌田劭(「便い捨て時代を考える会」相談役)のプロフィールは,「使い捨て時代を考える会」のWebでご覧いただけます。
こちら

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◆Change.org についての参考説明

Change.orgについて……最終的に署名を提出する際に、各キャンペーン発起
人は、自筆の署名と同様、署名名簿をダウンロード・印刷することができ
ます。この際、署名した人のメールアドレスは公開されません。

Change.orgで署名をする場合、署名の公開を指定するチェック欄があります
ので、そこで公開の可否を設定してください。非公開の場合、数はカウン
トされますが、署名は公開されないことになります。

Change.orgで署名した場合、署名者のアカウントは自動的に作成されます
(Facebookとの共用可)。署名した後にはChange.orgからのあれこれのメ
ールを受信したくない場合、右上の「アカウント設定」で設定することが
できます。その他のいろいろな設定もできますので、ご覧いただくと良い
と思います。

◆2/15 質問状に対する関電の回答

◆2/15,3名で関電からの説明を聞きました。関電側…3名。

① 福島原発事故は収束していると貴社は判断しておられますか。また,事故の実態は十分に解明されていると思われますか。

→当社は回答する立場ではないが,いろいろな課題が残っていると認識している。

② 東京電力の被災者への対応は,誠実さが十分だと思っておられますか。

→評価すべき立場ではないが,当然,すべての被害者に迅速,適切に賠償するという政府方針に則って行われていると思う。

③ 原発は高度な科学技術で素晴らしい水準にあるとも聞きますが,最近の40年間の進歩はどの程度なのでしょうか。40年前の技術は現在も完全であり,心配ないのでしょうか。また,40年の老朽化はどの程度と思われますか。

→40年前の技術そのものではない。中身を取り替えている。最新の規制基準にしたがってバックフィットもしている。メンテナンスをしているので,性能を維持している。テストピースも,過酷な状況で計測している。

④ 電力供給の公益性から,その安定性は必須です。しかし,原発は事故や裁判などのリスクによって,不安定さがあるように思われますが,貴社ではどのように考えておられるのでしょうか。

→特定の電源に依存することなく,さまざまなオプションをもつというのが,当社の考え。原子力,一つのオプション。当社の原発は福島事故以後動いていないが,そもそも福島のような事故をおこさないようにするのが前提。事故は起こらないという立場ではない。起こることを考えて,ポートフォリオをもっていく。総合的に投資するが,見合わなければ止める。再生可能エネルギーへの投資は,グループ会社を通じて積極的に行っている。発電量において,目標を立てて見直している。投資に対する収益性を,事業として考えている。

⑤ 原発は,運転しても廃炉にしても毒性の強い放射性廃棄物を生み出します。こうした放射性廃棄物は,未来世代への負の遺産と言われます。この倫理性については,どうお考えでしょうか。

→将来に管理の負担を負わせないために,地層処分をしていく取り組みを進めたい。何万年も管理するのは現実的ではない。人間が管理する必要がないようにするのが,地層処分。いろいろなご意見があるのは承知している。いろいろな声を聞いている状況です。

⑥ 福島原発事故によって,廃炉,除染,賠償などの巨額の支出が予想されており,電気料金(託送料への上乗せ)で回収することが検討されているようですが,貴社の電気料金はどのようになるのでしょうか。原発によらない新電力会社の料金に託送料として転嫁するのは理不尽だと思いますが,どのように考えられているのでしょうか。

→国の委員会で議論中なので,今,どうこういうわけではない。福島の廃炉,除染,賠償などの費用を託送料に乗せるものではない。

(この回答は,録音不可という条件でしたので,席上でとったメモをもとにしたものです。文責:吉田明生)

◆1/25に提出した質問状

2017年1月25日
関西電力株式会社
岩根茂樹 社長 殿
電力自由化 だから脱原発の声をあげよう!・京都
呼びかけ人 一同

電力の安定供給のため,日々,ご尽力のことと存じます。しかし,私たちは,貴社が原発の再稼働に前のめり姿勢をとっておられることに憂慮の念を深めております。福島原発事故がもたらした深刻甚大な被害から何を学ばれたのか,と思うからです。貴社に原発再稼働を中止していただきたいと,強く願っています。

福島の被災者は,「自分たちの利用する電力ではなく,関東圏の人たちへの電力生産のための発電所の事故で大迷惑のとばっちりを受けた」と言います。電力購入の自由のなかったときは「仕方がない」との申し訳は立ちますが,自由化された現在,その言い訳は通用しなくなったのです。「原発で作った電気は買わない」との思いは,理解いただきたいと思います。すでに貴社との契約を解除した者も少なくありませんが,多年の貴社との関係に配慮して,原発が再稼働されない限りは契約を継続したいという者も多いのです。

原発を再稼働されることのないよう,強く希望し,貴社の見解と立場をお尋ねしたいと存じます。簡潔に文書にて回答していただければ幸いです。

① 福島原発事故は収束していると貴社は判断しておられますか。また,事故の実態は十分に解明されていると思われますか。
② 東京電力の被災者への対応は,誠実さが十分だと思っておられますか。
③ 原発は高度な科学技術で素晴らしい水準にあるとも聞きますが,最近の40年間の進歩はどの程度なのでしょうか。40年前の技術は現在も完全であり,心配ないのでしょうか。また,40年の老朽化はどの程度と思われますか。
④ 電力供給の公益性から,その安定性は必須です。しかし,原発は事故や裁判などのリスクによって,不安定さがあるように思われますが,貴社ではどのように考えておられるのでしょうか。
⑤ 原発は,運転しても廃炉にしても毒性の強い放射性廃棄物を生み出します。こうした放射性廃棄物は,未来世代への負の遺産と言われます。この倫理性については,どのようにお考えでしょうか。
⑥ 福島原発事故によって,廃炉,除染,賠償などの巨額の支出が予想されており,電気料金(託送料への上乗せ)で回収することが検討されているようですが,貴社の電気料金はどのようになるのでしょうか。原発によらない新電力会社の料金に託送料として転嫁するのは理不尽だと思いますが,どのように考えられているのでしょうか。

上記の件,私たちの今後の判断に参考とさせていただきたく,ご回答いただきますようお願い申し上げます。
以 上

◆1/25に署名を提出

◆昨年から関西電力宛の「電力自由化署名」を集めてきました。署名用紙は,“もう関電は止めたよ”という人は左側に,“今は関電だが,原発再稼働するなら関電止めるよ”という人は右側に署名する形になっています。

◆最初は「使い捨て時代を考える会」が署名集めをして,昨年10/4に関電に提出。左側(もう関電は止めた)が142筆,右側(再稼働するなら関電を止める)が257筆で,合計399筆。なお,関電に提出したのは氏名と市町村名のみの一覧表です。その後「電力自由化 だから脱原発の声をあげよう!・京都」を結成して集めた署名が,左側116筆,右側123筆で,合計239筆になりましたので,1/25に関電に提出することに。

◆経営政策にわたる内容もお話ししたいので,関電本店でしかるべき人に会いたいと,本店秘書室に連絡しましたが,関電はあくまで京都支社で対応したいという姿勢。やりとりの末,結局,本店で対応してもらえることになったので,呼びかけ人の槌田劭と,吉田明生の2名が,午後2時の約束の時間に大阪着。

◆40階建ての本店ビルの2階が,関電の受付。そこで,秘書室のUさんに約束をとっているので,と取次を依頼。待たされているところに,後方からあたふた走ってきたのが,京都支店コミュニケーション統括グループのYさん。京都支店の方です。「遅れてすみません。こちらにどうぞ」と言って誘導されたのが,受付より外側の,一般の人が利用できる公開フロアの一角。受付の横にはちゃんと関電の入口があり,そこにはガードマンがいる。そこは通らない。えっ,われわれはこちら?? こちらは関電本店内ではなくて,関電の外側じゃありませんか。すぐそこに化粧室もあるし。えっ,しかも,対応するのは京都支店のYさんだけ?! 仕方がない,話を始めました。「関電ガスの関係の人もいるので,あまり大きな声を出さないように」などと言われながら……。そのあたりに関電ガスの宣伝のぼりが何本も立っていました。

◆ということで,玄関先で中にも入れてもらえない門前払いの形になり,鼻であしらわれている印象はぬぐえませんでした。経営にかかわる問題点を六つあげて指摘した件(下記)も,預からせていただくの一点ばり。京都支店のYさんは「私が当社の代表として対応している」と言うが,本店の応接室とか会議室を使う権限はなく,署名した市民を低く見くだしているのは,あまりに明らか。一杯のお茶もコーヒーもでてこなかったことからすると,大阪市内の喫茶店で申し入れをしたよりも低レベルの扱いでした。それでも,239筆の関電社長宛署名は提出してきました。